ケニア共和国
ちょこっとお国紹介
ケニアは、東アフリカの赤道直下に位置し、インド洋に面した国です。
首都はナイロビ。
面積は日本の約1.5倍、人口約4700万人。
国土の大部分が海抜1000メートル以上の高原にあり、サバンナ気候で乾燥しています。
人口のほとんどが農業に従事し、コーヒー、紅茶、園芸作物などを栽培しています。また、国立公園が多く、サファリツアーが盛んです。
42の民族が暮らしており、半数以上を占めるキリスト教、イスラム教、伝統宗教、が混在しています。
国内の部族間の対立などがありますが、東アフリカ地域の要衝として、地域を先導する役割を担っています。
ここがすごいぞ、ケニア!
宇宙開発にも挑んでいます!!小型衛星を宇宙に放出!
2018年にケニア初の小型衛星が、宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から放出されました。
ケニアの衛星は、宇宙から地球を観測し、今後の宇宙開発技術の発展を目指しているそうです。
出典:GLOBAL NOTE グローバルノート - 国際統計データ専門サイト
ちょっとおもしろ豆知識
ケニアという国名は、実は標高5,199メートルもあるケニア最高峰の「ケニア山」に由来しています。
ケニア山は、アフリカ大陸で2番目に高い山。
なんともおもしろいことに、赤道直下のケニア山の頂上には氷河が蓄積されているんです!
マサイ族の人とたちの間では、この頂には黄金の神の玉座があると言い伝えられていたそうです。
ちょっとびっくり!
日本のバラ輸入額の半分は、ケニアからのバラの花なんです。
ケニアのバラは、美しく、花が大きく、茎が太く長持ちするのだそうです。
ちょっと真面目な話
ケニアの発電の4分の1は、地熱発電によってまかなわれています。
ケニアには、石油や石炭の鉱物資源が少ないのですが、世界でも有数の蒸気量を輩出する地域があり、日本企業のタービンを使って発電しています。
CO2排出も少なく、地球にやさしい地熱発電に日本の技術と経験がたくさん使われているそうです。
ミニミニビジネス情報
東アフリカ最大のモンバサ港を擁し、東アフリカ諸国の玄関口として、地域経済の中心的役割を担っています。
ケニアは、アフリカ共同体(EAC)を通じた域内協力を推進しており、今後も経済成長が見込まれているため、日本企業の進出も増加しています。
・進出日系企業
豊田通商、三井物産、日清食品、ロート製薬など70社
・1人当たりGDP
1,998ドル (2019年度)
すごいぞ! JAPANとともに、プロジェクト
日本のODA支援により、農業、水産、衛生など幅広い分野での事業が実施されています。
ケニアへのODA支援はアフリカ大陸で2番目に多く、両国の関係の強さがうかがわれます。
どんな国旗?
ケニアの国旗の真ん中にあるのは何だと思いますか?
実は、これはマサイ族の槍と盾なんです。
黒は国民、赤は血、緑はゆたかな自然を表しているようです。

WOW! 有名人
バラク・オバマ・シニア(経済学者、元アメリカ大統領バラク・オバマの実父)
プチ観光情報
世界遺産が7件も存在しますが、中でもおすすめの3スポットをご紹介。
1.ケニアグレート・リフト・バレーの湖群の生態系
2.トゥルカナ湖国立公園群
3.モンバサのミジケンダの聖なるカヤの森林
主なお土産
木彫り製品、コーヒー、紅茶など